🦠微生物たちがたくさん住む水槽に!
底砂の目的は 水質浄化・環境の安定化です。
自然海と同じ浄化システム、好気層・生物層・嫌気層からなる【シュリンプ 三層ライブサンド】をグッと気持ちを込めてお勧めいたします!
・好気層は善玉バクテリアと微生物達が住み着き大きな浄化力を発揮します。
・生物層には好気層から嫌気層へと微生物が行き来し、
嫌気層域に酸素が適度に供給されることでバクテリアが活発活性化し、浄化力と安定性が格段に上がります。
・嫌気層には脱窒菌が存在しており、硝酸塩を気体へと変える働きが行われます。
気体に変えられた硝酸塩は水槽外へと放出される訳ですが、
その時、微生物の通り道があることでさらに気体放出の大きな効率化へとつながります。
生物が健全に生きられる為の水質の安定は、嫌気層・好気層のバランスで成り立っています。
嫌気・好気のバランス面積は大きければ大きいほど、容量が多いほど安定します。
理想の水槽は自然に近い環境「小さな海」ですので、実際に濾過をしてくれる「微生物達の働き」が大変重要です。
ウールマットなどの物理濾過は不要です。全て微生物たちが分解処理してくれます。
水槽では①濾材 ②ライブロック ③底砂 が主な微生物達の住処となりますが、
底砂をなくしてしまうのは、
微生物たちの働きを50%以上失い・健全な水槽環境も作れなくなってしまいます。
底砂はただの砂ではなく、嫌気層・生物層・好気層が存在し、各層で役割分担をして水槽に不要な不純物・成分を分解濾過してくれます。
数え切れないほどの微生物達が、底砂に落ちてきた不純物を分解処理をしてくれます。
その微生物たちと、好気層・生物層・嫌気層それぞれの層の役割が合わさり、
数年先、それ以上の先々までも、飼育生物たちが健全に育ち安定して生きられる環境が出来上がります。
※嫌気層は硝酸塩を分解気化し水槽外へ放出する重要な役割と、
サンゴ砂利を溶解しカルシウム成分へと戻す働きをいたします。
水槽が立ち上がった後、底砂を不要と考え取り出してしまうと、一見問題なく飼育はできると感じられるかと思いますが、
調子を崩し易い水槽となってしまいます。
安定した水槽づくりに大切なのは、三層ライブサンドです!
🌟底砂が濾過の役割をもつには、嫌気層・生物層・好気層として機能するために適切な「厚み」が必要です。
厚ければ厚いほど良いのですが、最低でも8cm、出来れば10cm以上敷いて頂きたいです。
🌟バクテリアはその環境に適した分だけ自然に湧いてきますから、バクテリア剤などは一切不要です。
投入すると逆に不調になる可能性が高まります。
🌟底砂をかきまわすような生物、強すぎる水流などで砂を巻き上げないように注意してください。
※底砂を掘り返す生物への対策は、生物層と好気層の間に鉢底ネットをセットすれば大丈夫です。
🌟病気治療の薬品を使う水槽では、微生物は育ちにくくなります。
🌟当店のライブサンド(嫌気層・生物層・好気層)をお使いいただければ、何年もかかる砂中の環境を即再現できます。
🌟多彩な付着性微生物(ワラワラ)を水槽に定期的に投入するのもオススメです!