🦠微生物たちがたくさん住む水槽に!



底砂の目的は 水質・環境の安定化です。

生物が健全に生きられる為の水質の安定は、嫌気層・好気層のバランスで成り立っています。
嫌気・好気のバランス面積は大きければ大きいほど、容量が多いほど安定します。

理想の水槽は自然に近い環境「小さな海」ですので、実際に濾過をしてくれる「微生物達の働き」が大変重要です。
(物理濾過は「見せかけの濾過にすぎない」と言ってもよいかも・・・メーカーさんごめんなさい💦)


 

水槽では①濾材 ②ライブロック ③底砂 が主な微生物達の住処となりますが、

底砂をなくしてしまうのは、微生物たちの働きを3分の1以上を失ってしまうイメージに近いと思います。


底砂はただの砂ではなく、嫌気層・好気層が存在し、各層で役割分担をして水槽に不要な不純物を濾過しています。


数え切れないほどの微生物達が、底砂に落ちてきた不純物を分解処理をしてくれるので、
飼育生物たちが安定して生きられる環境が出来上がっています。


 




水槽が立ち上がった後、底砂を取り出してしまうと、一見問題なく飼育はできると感じられるかと思いますが、
嫌気・好気・微生物達のバランス面積が減ることで、何らかの変化で調子を崩してしまい易い水槽となっていまします。

安定した水槽づくりに大切なのは、出来るだけの大きな濾過面積を作ることです。

特に換水を頻繁にできない水槽では、微生物の多い骨太の濾過能力 があれば安心です。

 






🌟底砂が濾過の役割をもつには、嫌気層・好気層として機能するために適切な「厚み」が必要です。
 厚ければ厚いほど良いのですが、最低でも10cmはひいてあげてください。

🌟バクテリアは自然に湧いてきますから、添加しないで大丈夫です。自然なバランス維持をいじくらないように・・・

🌟底砂をかきまわすような生物、強すぎる水流などで砂を巻き上げないように注意してください。

🌟薬品を使う水槽では微生物は育ちにくくなります。

🌟当店のライブサンド(嫌気層・生物層・好気層)をお使いいただければ、何年もかかる砂中の環境を即再現できます。

🌟
多彩な付着性微生物(ワラワラ)を水槽に定期的に投入するのもオススメです!