魚の蘇生方法

飛び出し事故やポンプなどの故障で、酸欠死となってしまった魚の蘇生方法をお伝えします

 

必要な道具

・海水を張ったケース
・スポイト
・手袋 

 

蘇生できる可能性があるのは、魚の呼吸が止まってすぐ

目が濁ったり、身体が固まっていない状態であれば、蘇生できるかもしれません。

 
蘇生方法 

魚の口やエラの中に綺麗な海水をスポイトで送り込みます。
※作業は水中で行ってください 

 スポイトで小刻みに、軽く海水を送ります。

人間の体温は高いので、手袋をすると良いと思います。 




スポイトの中にブクブクと細かな空気が入っていたり、海水を強く送りすぎるとポップアイなどになってしまうので注意が必要です。 

しばらく海水を送ってあげたら一旦ストップし、魚が自分で呼吸をしているか確かめます。
自力で呼吸をしていないようでしたら、再度スポイトで海水を何回も送ります。

  

自力で呼吸ができるようになったら 

泳げる様になるまで、エアレーションをしながらケース内で目を離さず様子を見てください。 
万が一また呼吸が止まってしまったら、繰り返しスポイトで海水を送って下さい。 

自力で呼吸を再開しても30分~1時間位までは泳ぐ事が出来ないので単独で様子を見ます
すぐには本水槽に戻さないようにしてください。(一晩ほど様子を見る)その後、本水槽に戻すかどうか判断してください。

  

最後に 

どんなに海水を送っても自力で呼吸をしない限り残念ながら蘇生は無理です
この方法でも100%生き返ると言う事ではありませんので、ご了承下さい。

現在家の水槽にいるモンガラちゃんは水槽の事故により一回死んでしまいました。
しかしこの蘇生方法でやってみたところ、無事生き返り、今では水槽の暴君になっております